府高教は、橋本教育長宛てに９月１５日付で２件の緊急要請を行いました。

府高教は、子どもの学力と発達の保障、生徒・教職員のいのちと健康を守るために引き続き全力をあげます。

新型コロナウイルス感染症「第５波」感染拡大のもと、大阪府では８月２日に発令された緊急事態宣言が９月３０日まで延長されています。今年度４月以降、まん延防止等重点措置と緊急事態宣言が切れ目なく連続する深刻な状況です。府立高校でも感染者発生による臨時休校が常態化しており、生徒・教職員の不安が増大し、教育活動に重大な支障が生じています。科学的知見に基づく、抜本的感染防止対策が求められます。
こうした中、８月２７日に文部科学省が「対応ガイドライン」を示し、これを受けて府教委は９月２日付で「児童生徒等及び教職員に感染者が確認された場合の基本的な対応について」を通知しました。これに伴って学校現場では、教職員の過度の負担や、健康不安が生じており、ただちに対応することが求められます。

◆新型コロナウイルス対策に関する緊急申し入れ(８次)

国の「ＧＩＧＡスクール構想」、大阪府の「スマートスクール構想」に伴い、現在、府立学校では「Chromebook」などの「１人１台端末」、ネットワークの整備がすすめられています。この端末配備や活用に当たって、学校現場で教職員の過重な負担や混乱が続いており、ただちに対応することが求められます。

◆スマートスクール構想・「一人一台端末」に関する緊急申し入れ

（参考）全教討議資料「ICTありき」でなく、子どもの成長・発達と学校の実態ふまえたとりくみを