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府高教第97回定期大会を開催

2026.05.26

いつも府高教の活動へのご理解とご協力をいただきありがとうございます。

府高教は5月23日(土)に第97回定期大会を開催しました。

大会では昨年度の運動の総括と今年度の方針が確認しされました。

また、現場から17本の発言があり教職員の置かれている厳しい勤務の実態、その中でも懸命に取り組みを進める分会活動の様子、そして子どもたちとともに懸命に取り組みを進める豊かな教育の実践が共有されました。

最後に大会アピールを確認し盛況のうちに大会を終えることができました。

お越しいただいた来賓の皆様、メッセージをいただいた団体の皆様ありがとうございました。

今年度も府高教は大会で確認された方針に基づき活動を進めてまいります。

 

府高教 第97回定期大会アピール

私たちは、今日この府高教大会において、子どもたちの学ぶ権利と教育の公共性を守るための課題を共有し ました。私たち教職員は経済的格差やそれぞれの持つ多様な背景に関わりなくどの子どもにも教育の機会を保障 することを願っています。その願いに反して現場では長時間過密労働、教職員の未配置、トップダウンによる業務 の押しつけ、評価育成システムによる管理強化など、現場の困難は深刻です。こうした中で、現場の声を束ねて改 善を求める組合への期待が高まっています。 すべての職場で仲間を増やし、「誰もが安心して働ける学校」を実 現していきましょう。

国政では、軍事費の大幅増額や安全保障政策の転換(改悪)が進み、教育・福祉よりも軍事を優先する政治が 加速しています。さらに、教育や学術への政治介入が相次ぎ、教育の中立性を揺るがす事態が続き、教育が政治 権力に従属させられかねない危険な状況が生まれています。学問の自由は、憲法が保障する基本原則であり、民 主主義社会の根幹をなすものです。私たちは教育への介入に毅然と対応し民主的な学校づくりを進めていきます。

国内では、外国にルーツをもつ人々に対する差別的言動や排外的主張が一部の政治勢力から繰り返されてい ます。多様な背景をもつ子どもたちが共に学ぶ学校において、差別やヘイトは絶対に許されません。昨日まで共に 学んでいたクラスメイトが保護者の在留資格を理由に帰国せざるを得ない状況もうまれています。すべての子ども が尊重される社会をめざし、人権を守る取り組みを強めます。

大阪では、意図的・政策的につくられた「定員割れ」を理由にした高校統廃合が続き、地域から高校が失われ ています。 昨年、統廃合が発表された懐風館高校、門真西高校の統廃合をめぐっては府高教は地域とともに学 校を守るたたかいを展開しました。少子化を口実に競争によって学校をなくすのではなく、今こそすべての子どもた ちの学ぶ権利を保障し、少人数学級を拡充することが求められています。保護者・地域との共同を広げ、教育の機 会保障を守り抜きましょう。

そして何より、戦後日本の平和の礎である憲法 9 条は、日本が再び戦争に向かうことを許さず、国民の命を守 るために大きな役割を果たしてきました。9条が掲げる「戦争をしない」という原則は、「若者を戦場に送らない」 「徴兵制は許さない」という、子どもたちの未来を守るための明確な意思を表しています。 学校での対話の中で も平和への願いの声が高まっています。私たちは、「教え子を再び戦場に送らない」という誓いを胸に、憲法9条の 理念を高く掲げ、平和と民主主義を守る取り組みをいっそう強めます。

未来を担う子どもたちのために、教育条件の改善と教職員の働く権利の保障が必要です。すべての子どもが安 心して学び、すべての教職員が誇りをもって働ける学校を実現するために、連帯の輪をさらに広げていきましょう。

以上、決議します。

2026 年5月23日

府高教第97回定期大会